先日出勤すると、見知らぬ男性の方々がホームに来られていました。他の施設の人たちかな?と思いきやどうやら警察の方々だった様子。
話を聞くと、夜勤中に心肺停止になったご入居者様がいて、救急搬送されたそうですが、そのまま蘇生されなかったそうです。
突然の心肺停止は昼夜問わずに起こりえます。死因を調べるために警察の方々が来られていたのですね。
夜勤の介護スタッフの方々が発見し、施設長・警察の連絡もしてくれていたそうです。
心肺停止している方を見つけたらパニックになってしまうと思いますが、慌ててもいいので、まずは他の職員がいるのであれば連絡しましょう。一人では何をしたらいいのか固まってしまうと思います。もちろん、ワンオペで仕事をしなければならないスタッフさんも世の中にはたくさんいるかとは思いますが…。
連絡・相談ができるスタッフさんがいるなら連絡し、すぐに責任者への報告と指示をもらいます。介護スタッフの勝手な判断は危険ですので、まずは連絡しましょう。夜分遅くで連絡が付きにくい場合は、その時のマニュアルを参考にします。(最初に責任者に連絡をしたけれど何らかの事情で連絡がつかなかった・指示がもらえなかったという事実をつくっておくこと)
指示がもらえればその通りに行動し、もらえなければ自己の判断にて警察や連携している医療機関への連絡を行い対応します。
今回のケースは施設長が直接施設に向かってくれたそうで、対応して下さったそうです。
夜間帯はこまめな巡視を行い、異常の早期発見に努める。異常があればすぐに仲間に報告・連絡する。これを心掛けています。スタッフの少ない夜勤は常に気を付けていかなればいけません。